息子は静かに受け入れていた
責任者さんが亡くなってから行くデイ、息子はどう見えただろう?いつも通りでだったらいいなと思うけど。
亡くなった事は伏せて、と言われたものの息子にバレたので正直に話し、且つデイのお友達には話してはならない約束をさせたよ。
息子はその約束を守って帰ってきたよ。
そして送迎したスタッフさんに、
『ボク、ペーパークラフトで電車2個作りたいの。一つは責任者さんに渡して、もう一つはボク』
死そのものは分かっていないけれど、
お空に行く=もう会えない
と理解しているから、電車を作って渡したいって思ってたんだね。半分こ、なんだね。
優しいよ、ホントに息子は優しい。
息子は私の話を聞いて、責任者さんがお空に行くんだと理解したら、
『お空に行く、母ちゃん大丈夫だよ。
お空にはじいちゃん(伯父)がいるよ、ミケちゃんもクロちゃんも、ウルちゃんもいるよ。
だから責任者さん、寂しくないよ^_^』
って言っていたよ。
自分の好きな人や猫ちゃんがお空にいるから、って言ってるんだよね。だからお空に行っても皆んな仲良し、だから大丈夫と。
息子らしい考えだね。優しい気持ちになった。
私がご近所さんや伯父が亡くなった時に、
お空に行くと、そこで暮らすんだよ。色んなことして遊んだりできて、楽しいよ。
って教えたから。
死後の世界があるかどうか分からない。もしかしたら生きてる人の悲しみを少しでも和らぐ為かもしれない。
でも何となく、霊界のようなものがあってほしいなと思う。お空にお引越しみたいなさ。