石焼芋の思い出
今週のお題「いも」
私が小さかった頃、母親が石焼き芋を買ってきたけど、姉と2人で食べて私だけ食べることができなかったのを、最近思い出したよ。
私の特性を疎ましかったのは肌で感じてたので、逆らえなかったし、2人が食べるのを、ただ見ている事しか出来なかった。
そんな私を見て母親は、
『ジロジロ見てるんじゃないよ!卑しい奴だなお前は!!
そんなに食べたいなら、"どうぞお恵み下さい"
って言ってみろ‼️』
私はしばらく考えて、"どうぞお恵み下さい"と言った。
母親は、
『うるさいんだよ‼️誰がお前にやるか、バカ』
悲しかったよ。
私は飼われているだけなんだ、愛されてないんだなと思ったよ。
だけど、ここで生きていくしかない。誰も、助けてはくれない。
思い出すだけ、辛い記憶しかないのに何で思い出してしまうのかな?何だかなぁ💦
成人して家を出て、初めて石焼き芋を買って食べた時、
涙が出てきた。
これが、私がずっと食べたかった焼き芋の🍠味なんだなぁ、って。
愛されなかった私が、愛情を求めていた焼き芋の味だって思ったら、号泣に近い状態でさ。しかも外で😅いやいや、お恥ずかしい。
隣のベンチに座ってた老齢のご夫婦が話しかけてきてくれて、事情を聞いてくれてさ、
『あなたはこれからたくさん幸せになる、大丈夫だから』
って言ってもらってさ。だから焼き芋は特別な気持ちの入り混じった感じになるよ。食べるたびに。
息子も焼き芋大好きで、欲しがるたびに買ってあげてまう。
焼き芋=愛情
みたいな感じになってるのかな?
『◯◯(息子)、美味しい?』
『うん😄美味しいね』
そんな息子を見て、焼き芋を食べさせて良かった❣️って気持ちになる。
私が小さかった頃に食べれなかった味を、息子には遠慮なく食べてほしいからね。
そんな息子、最近はスイートポテトが大好きになっとるよ。
焼き芋はどうした、息子⁉️
スイートポテトに関しては、買ってきたスイートポテトは全部自分だけのモノと思っとるようで、
半分こね。
ヤダ‼️
って、これだから。
ただし、友達や好きな人には分けてあげれるって、
その扱いの差は何じゃらホイ⁉️